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スマイルボディの 松尾 です。

スマイルボディの整体は「ゆらぎリリース整体」という施術法を使い、最も得意とするのが「首こり」のケアです。

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「首こり」のお客さまに施術をして症状が緩和してくると、頭痛をはじめ、副交感神経の働きの低下から引き起こされていると思われる諸症状も緩和するケースが多いです。

昨日の「首こり」と「心の病」に引き続き、「首こり」と「不定愁訴(自律神経失調症)」の関係について、東京脳神経センター理事長の松井孝嘉 医学博士への日経BPネットのインタビュー記事をご紹介します。

 


 

日経BPネット
2016年3月1日

 

原因不明の体の不調「不定愁訴」の原因は、ズバリ「首こり」だった
首のこりを解消して、全身の健康を取り戻す

首こりは「うつ症状」だけでなく、様々な体の不調をもたらす。
ドライアイやめまい、胃の不調など、自律神経の変調から引き起こされる症状は驚くほど多い。
いわゆる「不定愁訴」を改善させるためには、首のこりに着眼することが肝要だ。

監修:松井孝嘉・医学博士
(東京脳神経センター理事長)
構成:宇都宮ミゲル

不定愁訴は、広辞苑で調べると[明白な器質的疾患が見られないのに、さまざまな自覚症状を訴える状態]となっている。
医学辞典(南山堂)をみても、[不定愁訴症候群はいわゆる自律神経失調症]と出ている。

そこで、同辞典で自律神経失調症を調べると[自律神経症状や不定の身体的愁訴が見られるが、十分な身体的検索を行っても症状を説明するに足る十分な器質的病変を見出せない全身倦怠、眩暈、のぼせ、冷え症、発汗、頭痛、頭重感、動悸、息切れ、胸部圧迫感、下痢、不眠など多彩であり、通常は複数の臓器、器官にまたがる多愁訴を示す。
症状は質、程度とも変動しやすく、他覚的所見に比し自覚症状が強い]となっている。

「不定愁訴が今まで治せなかったのは、眼科、耳鼻科、消化器科、循環器科、整形外科、脳神経外科(神経内科)、精神科などのたくさんの症状が1人の患者さんに出現するので、どこの病院へ行っても受診した診療科だけの症状を少しやわらげる対症療法の薬を投与されるだけだったためです。
体のどこに異常があって起こるのか分からないので、治すことができない難病でした。
最近、多数の患者さんがいくつもの病院を訪れるのは、この難病が大きな原因の一つでした。
世界中、どこの病院でも治せないのです。
ところが、私の40年近い研究で不定愁訴の原因の一つは、首の筋肉にあることが分かったのです。
首の筋肉は病気を起こさないというのが医学の常識だったのですが、これが誤りでした。
今まで、治療法のなかった17疾患が首の筋肉が原因だと分かり治るようになったのです」(松井孝嘉医師、以下同)

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「3年前の外来診療の日本の医療費は13兆5000億円でした。
外来患者さんの4人に3人が不定愁訴のため、この医療費の4分の3が不定愁訴に使われたと考えられます。
つまり、10兆1000億円が不定愁訴に使われたのです。
これは国家予算の10%に当たります。
そして、不定愁訴の治療法はないので、毎年10兆円以上をドブに捨てているのと同じだと言っても過言ではないのです。
このほとんどが治せない不定愁訴の診療に関わった医師とナースの人件費と言えるでしょう。
今の外来診療は、無駄ばかりと言われても仕方がない状態です」

 

首こりの解消できれいに消えていく、緊張性頭痛

うつ症状を感じる原因が、実は首こりにある。
この事実にも驚くが、首こりはそのほかおよそ関係ないとも思える症状を多数、引き起こす元凶でもある。

「長年の研究と治療実績によって、首こりを原因とした主な体の不調は17にも及ぶことが分かってきました。
これらは、今まで治すことができなかったか原因不明の病気であったのです。
うつ症状をはじめ、慢性疲労症候群、頭痛やめまい、パニック障害、ドライアイ、ドライマウス、多汗症、血圧不安定症など、その原因が首にあることはまだほとんど知られていません。特にパニック障害は治らなかったケースがないほど完治しています」

頭痛には代表的なものに片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛の3種類があり、このうち緊張型頭痛は慢性頭痛の7割を占めるとされている。
松井医師によれば、緊張型頭痛の原因はズバリ、首こり。
つまり頭痛持ちの7割程度は、首こりを解消することで治せるというのだ。

(写真:KY / PIXTA)

緊張型頭痛の典型的な症状は、頭がキリキリと締め付けられるように感じたり、頭が重い、圧迫感を感じる、額や目の奥に鈍痛を感じるといったものだ。
松井医師の病院ではこれを「頸性頭痛」と呼び、首こりを治すことで症状を劇的に完治させているという。

「首の筋肉の触診で34カ所をチェックしていますが、毎週チェックしていると、この中のCP-1というポイントの異常が消えると頭痛が消失することが経験的に分かってきました。
その部位を解剖学的に研究すると、頭痛を起こす原因の神経である大後頭神経(首の2番目の神経)が頭半棘筋という筋肉の中央を貫通しているところだと分かりました。
頭半棘筋が異常を起こして、固くなり、大後頭神経を締め上げることが緊張型頭痛の起こるメカニズムであることが分かりました。
このことは第38回日本頭痛学会に報告してあります」

長年、薬でだましだまし頭痛を抑えてきた患者でも、首こりを改善することできれいさっぱり頭痛を解消できた例は多いとか。
だが残念ながら、緊張型頭痛であるにもかかわらず、薬だけで対処しようとする医師が多すぎると松井医師は嘆く。

「全国に頭痛専門外来がたくさんできていますが、薬で一時しのぎの治療しかできておりません。
東京脳神経センターでは、緊張型頭痛はほとんど完治しております。
物心ついてから30年も50年も頭痛持ちで頭痛薬を手放せなかった人が生まれて初めて完全に頭痛から解放されて、涙を流して喜んだというケースが多数あります」

 

目が乾く、目が疲れるといった症状も、首の不調が原因かも

液晶画面を長時間、眺めることで涙の量が減り、目が乾くというドライアイ。この症状にも首こりが深く関わっていると松井医師は指摘する。

「パソコンを眺め続けるとうつむき姿勢になり、首こりになりやすい。
そのことで副交感神経の働きが悪くなり、涙の量をコントロールすることが難しくなるのです。
瞳孔を収縮させるのは副交感神経ですから、目が疲れるとかぼやけるといった症状が起きます。
普段、感じている目の不調が、実は首のこりからきているケースは非常に多いのです。
ドライアイは頚筋症候群の治療で90%治癒しております」

我々は、目を酷使しているから異常をきたしたと思いがちだが、こうした症状の背景には多くの場合、頚筋の異常による副交感神経の不調がある。
ドライアイだからといってすぐ眼科に駆け込むのではなく、首こりを疑う方が得策かもしれない。

「近年、増え続けているVDT(ヴィジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群も新疾患として発表された頃は、ディスプレイから目に入る光が原因だと考えられていましたが、実は首こりが原因であることが分かったのです。
でもVDT症候群は、パソコンの画面によって目が刺激されて生じるものだという誤解が広まってしまったため、VDT症候群だと診断されれば、目のリフレッシュを勧める眼科医も多いのです。
もともと首こりが原因なので、目を休めたところで根本的な改善ができるわけがありません。治療すべきは首こりなのです」

 

何十年も悩み続けた症状が、1週間で完治する

「めまいに関しても、誤った治療が横行していると言えるでしょう。
耳鼻科のドクターは30年前には、メニエール病かメニエール症候群と診断していました。
メニエール病は内耳の異常で起こるのですが、数は非常に少ない。
そのほかの数多くのめまいはメニエール病に似ているので全部メニエール症候群と診断していました。
東京脳神経センターには、メニエール病という診断を受けた患者さんでイソバイドという頭蓋内の水分を少なくする薬を何年も飲まされているにもかかわらず、めまいが治らないという患者さんが多くやってきます。
手術までしたけれども治らないという患者さんさえいる。
ところが首の治療をしてみると、きれいさっぱりめまいが消えていくのです。
耳鼻科の医師は頚の筋肉が原因のめまいが、いかに多いかを知らないのです」

(写真:kou / PIXTA)

体のあちらこちらに小さな不調を抱え続けているにもかかわらず、複数の病院を訪れても原因がわからないという患者は少なくない。
いわゆる不定愁訴と診断されれば、効果的な治療がないと宣告されたも同然だ。

「どこの病院でも外来患者さんの4人に3人までが不定愁訴の患者さんです。
でも首こりに着目すれば、不定愁訴は治すことができます。
何十年も悩み続けた頭痛やめまい、うつ症状が、1週間で完治したというケースだって少なくない。首はそれだけ重要なのです」

 

日頃からうつむき姿勢を減らし、首を守る必要がある

たとえば過去、首のケガを経験したことで、何十年も経った後に不定愁訴が表れることもあるという。
首こりについての知識がなければ、今、感じているうつ症状と、10年前のムチウチが関係しているとは、なかなか考えにくいだろう。
こうした状況を打開するには、自ら熱心に情報収集するしか方法はない。

「様々な病気を診療するはずの総合病院には眼科、神経内科、脳外科、耳鼻科といった専門がそれぞれあるのに、それぞれを横断するような知識を持った医師がほとんどいません。
ですから不定愁訴の患者はたらいまわしのような状態になり、どこで診てもらっても治らない。
こうした医療のあり方も患者さんを不幸にしています。
また、ムチウチは『頚筋症候群』の代表です。追突事故により首の筋肉の異常が起こり、副交感神経が働かなくなり、たくさんの複雑な症状が出るのです。
『頚筋症候群』の治療をきっちりすることで、90%以上の人が事故前の状態に戻っています」

不定愁訴やうつ症状に悩まされる前に意識すべきは、長時間のうつむき姿勢を極力減らすこと。
そして日頃から、首の筋肉を意識的に休めるといった行動が必要だ。
さらに推奨されるのは、首の筋肉を少しでも鍛えるとか、首を冷えから守るといった対策を行うことだ。
ほんの少しの意識で、無数の病気から身を守ることができるかもしれないのだ。

 

首こりから起こる17疾患(頚筋症候群の治療で治癒)

(1)頭痛(緊張型、一部片頭痛)
(2)めまい(頚筋性)
(3)自律神経失調症
(4)うつ(自律神経性)
(5)パニック障害
(6)ムチウチ

(7)更年期障害(難治性)
(8)慢性疲労症候群
(9)ドライアイ
(10)多汗症
(11)機能性胃腸症
(12)過敏性腸症候群

(13)血圧不安定症
(14)VDT症候群
(15)ドライマウス
(16)不眠症
(17)食道嚥下障害(機能性)

松井孝嘉氏
東京大学医学部卒業後、アルバート・アインシュタイン医科大学での脳腫瘍研究を経た後、ジョージタウン大学で世界初の全身用CT開発などにも従事。
帰国後、大阪医科大学助教授、帝京大学客員教授を経て、松井病院理事長、東京脳神経センター理事長を務める。
30年以上もの間、首の研究を続け、自律神経失調症治療の歴史に飛躍的な進歩をもたらした。
「慢性疲労は首で治せる/角川書店」「首は絶対にもんではいけない!/講談社」など著書も多数。


 

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